競馬予想

馬場

サラブレッドが実際に走る馬場状態を把握することも、馬券予想には欠かせません。
もっともわかりやすい馬場状態の変化といえば、「良」「稍重」「重」「不良」と表記される、天候による馬場変化です。

「良」馬場は、通常の馬場状態です。
雨が降って、少し馬場が湿った状態が「稍重」馬場となり、そこからさらに雨量がかさんで水分を含んだ馬場が「重」馬場、どしゃ降りになって これ以上ないほどに多量の水分を含むと「不良」馬場となります。

一般的には、爪の小さい馬は滑る馬場が得意とされ、逆に爪が大きい馬は滑る馬場が苦手とされています。
また、歩幅の小さいピッチ走法で走る馬は滑る馬場を得意とし、飛びが大きいストライド走法で走る馬は滑る馬場を苦手としています。

馬場が渋ると走る気をなくす馬もいますし、渋った馬場を苦手にしている馬はけっこう多くいます。
馬場状態を確認せずに、重馬場になっているのに渋った馬場を苦手にしている馬を買ってしまったら目も当てられません。

なので、馬場状態は必ずチェックするようにしましょう。
また、タイムも馬場状態に左右されます。

芝のレースあれば良馬場がもっともタイムが速くなりますし、ダートコースであれば、少し水分を含んだ状態が脚抜きが良くなり、タイムが速くなります。
さらにいえば、開催が進むにつれて馬場が傷んできますので、一般的には開幕週のタイムは速く、開催後半のタイムは遅くなります。

馬場状態に左右されるのは、タイムばかりではありません。
脚質にも影響を与えます。

開幕週などのパンパンの高速馬場では、逃げ・先行馬がなかなか止まりません。
前に行く馬は、いわゆるグリーンベルトと呼ばれるきれいな馬場を選んで走れるメリットがあるからです。

馬も生き物ですから、荒れた馬場を走るよりきれいな馬場を走ったほうが、最後にバテても失速がゆるやかなのです。
これは、上がり3ハロンのタイムを見てみると明らかです。

メイショウサミットは逃げ・先行馬です。この馬は、天の川Sでは上がり3ハロン35.3秒で、見事に逃げ切りました。
天の川Sは、福島競馬の2週目の土曜日で、まだ馬場が傷む前のきれいな状態でした。

そして、オールカマーに出走したメイショウサミットは、ネコパンチを先に行かせて2番手追走でしたが、上がり3ハロンは37.6秒で15着の完敗でした。

じつに2秒以上の差があります。
このように、馬場の傷み具合で結果はかなり変わってきてしまいます。

しかし、だからといって、開催後半に差し・追い込み馬ばかりが台頭するわけではありません。
傷んだ馬場や渋った馬場では、後方の馬たちもやはりスピードを殺されてしまいますので、一概に後方の馬に有利ともいえません。

このように、馬場状態によって競馬の結果はかなり左右されてしまいます。
しかしながら、たとえば「良」馬場発表でも、走ってみたら、限りなく「稍重」馬場に近い「良」馬場だったなんてこともあります。

なので、できれば前半レースのタイムをチェックして、当日の馬場状態を自分の目で確認するのがいいでしょう。 また、JRAが傷んだ馬場を補修することもあります。
これは公表されますが、実際に走ってみないと馬場状態がどのように変化したのかはわかりません。

ですので、やはり当日のレースのタイムを確認することが必要になってきます。

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