競馬予想

資金マネジメント

馬券を購入する際、競馬ファンはその購入金額に差をつけます。
1点買いなら差をつける必要はありませんが、多点買いになれば、自然と購入金額に差をつけます。

3連単のようにオッズの高い馬券の場合は均等買いで駒を上げ下げすることもありませんが、人気馬から馬券を買う場合には、均等買いというわけにはいきません。
馬券が的中したのに収支はマイナス、いわゆるトリガミだったなんてことになったら悔しくてたまりません。

それでは、購入金額はどうやって決めるでしょう。
たいていの場合、購入する馬券のオッズを確認して、どの馬券が的中しても損をしないように、馬券ごとに購入金額を決めていきます。

これが、もっともオーソドックスな資金配分ということになります。
たとえば、購入する馬券のオッズが3.5倍、4.0倍、10.0倍、15.0倍、50.0倍の5点だった場合、1点1,000円ずつの均等買いでは、3.5倍の馬券と4.0倍の馬券が 的中したときにマイナスになってしまいます。

そのため、3.5倍の馬券と4.0倍の馬券に2,000円を投下すればどうだろうと考えます。
しかし、これでも、3.5倍の馬券が的中したときにはプラスマイナスゼロです。

そうなると、オッズの高い馬券の購入金額を減らせばいいと考えます。
15.0倍の馬券と50.0倍の馬券の購入金額を500円にします。

これで、どの馬券が的中しても損をしません。
総購入金額は6,000円ですから、3.5倍の馬券が的中すれば払い戻しは7,000円で、利益は1,000円です。

これは、かなり極端な例ですが、けっこう大差ないかと思います。
いってみれば、かなりのドンブリ勘定です。

ちゃんと利益を確保できているのでいいのですが、ちょっと考えれば、もう少し効率的な資金配分ができます。
まず、もっとも簡単な資金配分の方法は、あらかじめ払戻金を決めておく方法です。

たとえば、前記の5点買いで払戻金を10,000円に設定すると、3.5倍の馬券に3,000円、4.0倍の馬券に2,500円、10.0倍の馬券に1,000円、15.0倍の馬券に700円、 50.0倍の馬券に200円となります。

これで総購入金額は7,400円です。
どの馬券が当たっても払い戻しは10,000円を超えますから、これでもプラスになります。

この方法だと購入金額はかさみますが、払い戻しが常に一定にできるのがメリットです。
ただ、いずれの資金配分にもデメリットがあります。

それは、それまでの損失分が加味されていないことです。
馬券は常に的中するわけではありません。

当然ハズレますし、むしろハズレることのほうが多いはずです。
したがって、馬券を購入するときにはハズレてしまった損失分を取り返すような資金配分をする必要があるのです。

前記の馬券を購入した前に、たとえば10レース連続でハズレていて20,000円を使っていたとしたら、1万円の払い戻しを受けたとしても、トータルではマイナスです。

そこで、それまでの損失分を回収しつつ、かつ今回の的中で利益を出すのが、本当の資金配分といえるのです。
ただ、損失分を加味して資金配分をすると、はっきりいって面倒くさいです。

電卓を使わないと無理です。
それでも、知っておくだけでもアドバンテージにはなります。

それでは、もっとも簡単な資金配分を紹介しておきます。

3.5倍の馬券→A馬券
4.0倍の馬券→B馬券
10.0倍の馬券→C馬券
15.0倍の馬券→D馬券
50.0倍の馬券→E馬券

(Aオッズ÷Bオッズ)+(Aオッズ÷Cオッズ)+(Aオッズ÷Dオッズ)+(Aオッズ÷Eオッズ)+1=金額比率

A馬券の購入金額 → 損失分20,000円÷(Aオッズ÷金額比率-1)
B馬券の購入金額 → A馬券の購入金額×Aオッズ÷Bオッズ
C馬券の購入金額 → A馬券の購入金額×Aオッズ÷Cオッズ
D馬券の購入金額 → A馬券の購入金額×Aオッズ÷Dオッズ
E馬券の購入金額 → A馬券の購入金額×Aオッズ÷Eオッズ

それでは、これで5点買いの購入金額を計算してみます。

(3.5÷4.0)+(3.5÷4.0)+(3.5÷10.0)+(3.5÷15.0)+(3.5÷50.0)+1=2.52

A馬券の購入金額 → 20,000÷(3.5÷2.52-1)=51,428 →51,500円
B馬券の購入金額 → 51,500×3.5÷4.0=45,062 →45,100円
C馬券の購入金額 → 51,500×3.5÷10.0=18,025 →18,100円
D馬券の購入金額 → 51,500×3.5÷15.0=12,016 →12,100円
E馬券の購入金額 → 51,500×3.5÷50.0=3,605 →3,700円

これで、どの馬券が当たっても、20,000円の損失分を取り返すことができます。
ただ、この例のように、オッズの低い馬券が含まれていると、購入金額がおそろしく膨れてしまいますので、注意してください。

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