競馬予想

枠順

現行の競馬の最大出走頭数は18頭です。
かつては、ダービーともなれば30頭立てなんて競馬が平気で施行されていましたが、今ではそんなことはありません。

30頭立てなんかになれば、外枠の馬たちの不利は明らかです。
なので、公平競馬を標榜するJRAが、多頭数による不利をなるべく減らすために、今の仕様になりました。

しかし、それでも枠順による有利不利はあります。
競馬は、たとえ何頭立てになろうが、すべて8枠制となります。

8頭立てなら、順に1枠、2枠、3枠、4枠、5枠、6枠、7枠、8枠と各1頭がその枠に入ることになります。
9頭立てになると、7枠まで1頭ずつが入り、8枠に2頭入ります。
16頭立てなら、すべての枠に2頭ずつ入ります。最大出走頭数の18頭立てになると、7枠と8枠に2頭ずつが入ります。

さて、枠順による有利不利ですが、それはコース形態によって違ってきます。
大外だからいつでも不利とか、最内だからいつでも有利というものではありません。

基本的に、短距離戦の小回りコースでは最内が不利といわれます。
短距離戦は、スタートから先行争いが激化し、そのため最内でスタート直後の流れに乗れないと、殺到する馬に進路をふさがれてしまうというわけです。

たとえば、中山芝1200mの1枠、2枠の内枠は、出走頭数が多ければ多いほど不利になります。
差し・追い込み馬であれば神経質になることはありませんが、先行馬の場合は不利です。

とくに、テンに遅い馬は不利が顕著です。
ただ、すべての小回り短距離戦でそうなのかといったら、そうでもありません。

福島芝1200mでは、枠順による有利不利はほとんどありません。
最内の先行馬であっても、中山芝1200mほどの不利は被りません。

このように、コースによる枠順の有利不利を知っておくことは、意外と大切です。
ほかにも、一般的には東京芝2000mの外枠が不利といわれてきました。

これは、スタート直後に急カーブが待ち構えており、各馬のポジション争いが激化するため、外枠の馬たちは内に入れないためです。
たしかに、ひと昔前までは、東京芝2000mの外枠は不利でした。
しかし、今ではそうでもありません。

その理由は、騎手がおとなしくなったからです。
昔の騎手たちは、なにがなんでも自分のポジションを制するためにムチャな先行争いをしたものですが、最近の騎手たちはかつての荒々しさはありません。

誰かがポジションを主張すれば、一歩退いてしまう騎手が多いのです。
とくに、若い騎手たちに顕著です。

そのため、東京芝2000mでもスタート直後のポジション争いは減り、外枠の馬に不利になるケースも減りました。
新聞に掲載されている厩舎関係者のコメントにも、枠順に関するコメントが書かれることがあります。

「モマれるとダメなので外枠がよかった」とか、「砂を被るとよくないので内枠だと割り引き」、「馬群に入ってやる気を出すので内枠がほしい」など、 馬の個性によっても、枠順の有利不利が存在します。

各馬の個性を把握しておくのは難しいですから、関係者コメントを読んで覚えておくしかありません。
いつも枠順に関するコメントがあるわけではありませんから、もし内枠が苦手な馬が内枠に入って人気になっていれば、その馬を買わずに穴馬券を的中させることもできます。

ダートコースには、意外と枠順の有利不利が顕著に出ることがあります。
それは、ダートコースには、スタート地点が芝になっているコースがあるからです。

スタート地点が芝ということは、外枠の馬のほうが芝部分を走る距離が長いということです。
ダートより芝のほうがスピードに乗れますから、外枠の馬のほうがポジションをとりやすいのです。

スタート地点が芝になっているコースは、中山ダ1200m、阪神ダ1400m、福島ダ1150m、東京ダ1600mなどです。 これらのコースでは、外枠の馬に注意を払うようにしてください。

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